2017年1月1日日曜日

コミックマーケット91お疲れ様でした&裏話(言い訳)&忘備録

あけましておめでとうございます。


コミックマーケット91お疲れ様でした。

『ベッケンシュタイン』にお越しくださった皆様ありがとうございました。

今回奇跡的に初参加にしてお昼には完売してしまった為、完売後にお越しくださった方にはご希望にお答えできず申し訳ありませんでした。

あと、私が離席中にも来てくださった方もいたそうで、申し訳ありませんでした。

今回の新刊は何か機会がありましたら何処かの同人イベントに持っていけるといいかなと思っています。

次の夏コミに参加するかどうかは・・・今のところ未定です。どうしよう・・・
万が一参加する事が確定したらTwitterでつぶやくかと思います。




ここからは私が書きたいと思った事をつらつらと・・・

【今回サークル参加するまでに至った経緯】

何十年もオタクやってて、コミケに何十回も行ってて、ぼんやりといつかはサークル参加したいと思っていました。
2015年、ついに無職になったので「やるなら今か?」と思いたち、夏コミで参加申込書セットを購入し申し込み。
が、落選。
次の冬コミでも参加申込書セットを購入。
が、気がついたら申し込み期限切れ。
そして今年の夏コミで参加申込書セットを購入し申し込み。
そして、ようやく当選。
というわけで、無事今回参加することが出来ました。

しかし、既に再就職をしてしまったので、無職の有り余る時間を使って同人誌を作る思惑は計画倒れになってしまいました。


【サークル名「ベッケンシュタイン」の由来(元ネタ?)】

ヤコブ・ベッケンシュタイン

Twitter等で使っている「kal hawking」の「hawking」からのつながりです。
一応適当では無いです。
でも、私自身は宇宙物理学とか理論物理学とか全然分からないです。

しかし結果中二病っぽい名前になってしまいました。
もうちょっとちゃんとした名前を考えれば良かった。
次があったら変わってるかもしれません。

実は去年申し込みした時はこれとは違うサークル名でした。
自分で決めたのにも関わらず、当時何故か全く覚えられなかった為です。


【製作数と内訳】

・製作数・・・30冊

・30冊の内訳
見本誌・・・1冊
サンプル・・・1冊
別サークルの新刊と交換・・・6冊
通常頒布・・・22冊

・制作した30冊で手元に残ったもの
2200円 + 新刊6冊 + 自分の同人誌のサンプル1冊

あと10冊あれば欲しい人全員に渡ったのかな?


【制作費】

・コンビニプリント
片面に2ページ×両面印刷×3枚 = 12ページ
片面モノクロ10円×両面印刷×3枚 = 60円
60円 × 30冊 = 1800円

・画材
ミリペン
筆ペン
定規
ノート2冊
中綴じ用ホチキスと針
合計1500円くらい?

・コミケ参加費
サークル参加申込書セット・・・1000円
サークル参加費・・・8000円
サークルドットエムエスのシステム利用料・・・1100円
合計10100円

・気合と根性
Priceless

※交通費等の当日参加するのに使った費用はサークル参加しなかったとしてもかかったので、計算に含めず。

見ての通り真っ赤っ赤です。

※もし次回トントンにするには・・・

印刷代との差額は1冊40円なので・・・
10100円 ÷ 40円 = 252.5冊

絶対無理やん・・・

同人誌で儲けようって思うなんて真面目に働くよりも厳しいですよ。普通は。


【今回の本について】

■ジャンル等について
かなり前から、もし自分が同人誌を作るとしたら初心者でわけも分からない状態であってもなるべく1人で作りたかった。
そして、一番最初は「ひだまりスケッチ」の二次創作を作りたいと思っていました。
まさか本当に作ることになる日が来るとは思っていませんでしたが。
※実はお絵かきオフで描いた絵が小冊子にまとめられたモノが後日参加者に配布された事があり、それが初めての同人誌参加っぽい感じだった様な気がしましたが、あれはノーカウントでしょう。

■タイトル:ひだまりな薄い本C91
仮タイトルがそのまま本タイトルになってしまった悪い例。
考える時間が無かったです。

■表紙
構図決め30分下書き30分ペン入れ30分くらいだったかな?
表紙が完成したのはコミケ初日の朝です。
時間がなくてこれ以上何とかするのは無理でした。
上から茉里、宮子、ゆのです。たぶん。
服装は本編と同じにしたつもりです。
でも、宮子のエプロンにフリルが付いてないです。
何となく茉莉の黒ニーソと太ももを入れたかった。
本当はひだまりスケッチ関連のジャケットみたいに有名なCDやレコードのジャケットのパロディーをやりたかった・・・

■作画するにあたって
アナログ作画にする
・デジタル作画をする為のPCやペンタブやソフト等の道具は既にあったのですが、ソフトの使用方法とかペンタブに慣れる事などの技術的に練習をしてからじゃないと無理そうだったから。
・デジタルだと簡単に修正ができる分修正作業に時間をかけすぎてしまいそうだったから。
・アナログなので様々な種類から試しで色々なトーンを貼ってという事は出来ないのと、トーンを貼ってる時間は無いと思ったから。

その他細々とした点
・コマは最大で縦に3段(一部ページ数の兼ね合いで1段を2分割してる所はありますが)
・コマの間は横よりも縦の隙間を広くする
・顔アップバストアップのコマばかりにしない
・顔の向きを描きやすい方向ばかりにしない(右を向いてる絵は苦手病)
・手を描くのを諦めない
・棒立ちの絵ばかりにしない
・死に線を減らす(途中から決めたことだったので大きなコマ限定になってしまいましたが)
・縦いっぱいに使ったコマを入れる
・時間がないので線の数は極力少なく(最終的に増えてしまいました)
・位置関係や時間経過を絵で表現する(出来てない)

■反省点
・圧倒的画力の足りなさ
・線の数を圧倒的脚本力の足りなさ
・もうちょっと原作の絵に似てる絵が描きたかった(描けない)。
・コマによって同じキャラとは思えないくらい顔が変わるのを何とかしたかった。
・デフォルメの仕方も色々入れすぎてもうちょっと少なくしたかった。
・本編3ページ目以降の背景を何とかしたかった。(一応宮子の部屋の中なんですけどね)
・宮子のメイド服のデザインをもっと可愛いのにしたかった。
・ゆのっちの服ももっと可愛いのにしたかった。
・茉里の服はパーカーミニスカ黒ニーソで何となくイメージしてたからこんなもんだったかな?

■今後の課題(同人活動を続けるか分からないけど)
・絵の上達(デッサンとかデザインとかレイアウトとか色々)
・面白い内容(ストーリーとかページ構成とか効果の付け方とか)
・コマ割りを工夫出来るように
・デジタルで作画出来るように
・台詞も文字入力で出来るように
・トーンや効果線やソフトの機能が使えるように
・カラーのイラストが描けるように
・もっと早い段階で表紙のイラストをアップ出来るように
・オンデマンド、出来ればオフセットで製作出来るように

って言うか、もうちょっといろんな漫画を読まなければ・・・
ひだまりスケッチ以外の漫画と言ったら同人誌とかTwitterで流れてくる体験談漫画とかだけで、普通のコミックを普段読んでなさすぎ。

全部次回までには無理ですがどれか一つでも何とか出来たらなぁと。
今回は初めてだからという言い訳で乗り切りましたが、次があった場合はそうはいきませんからね。






※注意:ここからネタバレあり